高齢出産のメリット、デメリット

出産

一番の弱点は、体力かな、と思います。

身近なお母さんが、3人目を生む前におっしゃっていたのですが、20代の時、最初の子を生んだ時は、楽勝♪って思っていたけど、3人目の40手前で産む子供は、お腹が大きい段階でもうダメ!だったそうです。

年齢が高いほど、かなり体力的には厳しい条件を突きつけられますので、しっかりと体は作って臨んでいただけたらと思います。

私自身もそうでしたし、周辺でもちょっと見聞きしたお話ですけど、ご両親、特にお母さん、本人さんのお母さんが心配なさる、というパターンも少なくないようです。

おばあちゃんにあたる方ご自身の体験からの解釈だと思います。かつてあれだけ大変だったことを、自分よりももっと年を重ねてあなたはやるのか、という、そういう切実なお声だと思います。

我々が思う以上に、何倍もお母さんは心配している、と言えます。

それから、どうしても生きている年数が長い分、悪いものというものもたくさん体に蓄積してます。それをできるだけ早い段階で解消できるように、色んな情報を駆使していただきたいと思います。

利点についてですが、妊娠に至るまでの人生が長い分、情報もたくさん受け取っています。

そのたくさんの情報を取捨選択する能力も、経験的に積み重ねて、より高くなっているのではないかな、と思います。周りに振り回されずに、しっかり自分の意志を持って、出産を迎えるということができるという利点はあると思います。

情報を駆使して、いろんなツールも駆使して、自分の出産によりプラスになることをどんどん受け取って、更には発信もして、出産・育児の大変さを乗り越えていく力に変換していく、というような素地は、高齢であるほどできているのではないかと思います。

それから、それまでの人生でやりたいことは沢山やっていると思います。赤ちゃんが生まれると、そこから先、本当に孤独な時間が待っているのですが、その孤独な、社会から隔離されるような時間が、あまり不満ではないです。

それはそれ、ということで受け止めることができる、そんな利点があると思います。

お仕事をなさっている方は、産休・育休期間が終わると復職なさると思いますが、社会経験が長い方が、より社会復帰も容易なのではないかと思います。そこも高齢ならではの利点だと思うので、不利な点もありながら、それらの利点を活かして欲しいな、と思います。

私は40代で遅い結婚をして、出産をしました。40代になるまで、あくまで出産とか育児、なんていうのは他人ごとで、私には関係のない世界と、ずっと思っていました。しかし、胎内記憶教育講座の受講中に、出産や育児っていうのは「幸せになることなんだよ」と教わりました。この学びをより多くの人に伝えたくて、講座を行っています。→続きを読む