私自身、子供に食物アレルギーがたくさんあるのです。
強い体、病気になりにくい体を作るのに、お砂糖はできるだけ控えたほうがいいよ、という指導を受けて、最初は聞いてびっくりしたのですが、まずは何かやってみよう、ということで挑戦が始まりました。
自分自身驚きましたけれど、実際にやってみると意外にできない話じゃないな、と思いました。
利点として、単なる当人の性格かもしれませんけれども、落ち着いてるね、と言われることが多いということがあります。
お砂糖はあまり使いませんよ、というようなお料理の教室に行った時も、うちの子供も含めてたくさん子連れで来ているのですが、みんな奇声を発することがないのです。
確かに子供らしく、ワーワーキャッキャやるのですが、変な大騒ぎをしない、穏やかと言うか、大人が一緒にいて不愉快に感じるような場面があんまりなかった、ということがありました。
それから虫歯になりにくいです。
歯磨きは必ずしも、きっちりできてきたわけではないのですが、未だに虫歯はなく過ごせています。
一方で世の中には、お砂糖が入っているものが、ものすごく溢れていて、お付き合いの中では、なかなか難しい一面もあります。
そこはお母さんが、お父さんも一緒にご両親が毅然として対応する、決して厳しくではなく、きっちりとする、ということで乗り越えていけるものなのです。
お砂糖を使わなくても、禁欲的にならずに食事を幅広く楽しむ技術は確立されています。気持ちが向けば、こういった食生活も試していただけたらな、と思います。