実は歯磨きでは、虫歯というのは予防できないという事実があります。
虫歯になるというのは、体の内部が悪くなっていることの表れであるそうです。
体の中で、何かおかしな所ができてきている、体の中が悪くなっている、ということはすなわち、食べ物=食生活と生活習慣が大きく関わっています。
お砂糖が虫歯に良くないのは当たり前なのですが、お砂糖に限らず糖質全体に少々配慮する必要があります。
詳しいことをおっしゃっているのが、小峰一雄先生という歯医者さんで、「名医は虫歯を削らない」(株式会社竹書房)というちょっとビックリするようなタイトルの本をお出しになっています。
http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/5544301
この先生は、ドックベストセメントという特殊なセメントを使って、虫歯の治療を行います。虫歯の箇所をセメントで固めて、歯を削らずに、自然治癒能力を使って虫歯を治療するということをなさっています。
日本の歯科領域の保険制度というのが、削る事などで診療報酬が入る仕組みになっているので、どうしても一般的な歯医者さんは、虫歯の部分を削って詰め物をする治療が主なものになります。けれども、大事な大事な、一度削ると二度と元に戻らない歯なので、できるだけ手を加えないということは大事です。
どんな食生活・生活習慣によって治療するか、ということは小峰先生が本の中に書いてらっしゃるので、参考になさって頂きたいと思います。
とにかく食生活はとっても大事です。これまでの常識を覆すような内容も含まれていますが、子供の一生の人生がかかっていますので、そこは真剣になってほしいなと思います。