夫婦で子育て。育メンパパに伝えたいこと

パパ

育児に関わることができる時間は、どうしても、外で働いてお金を持って帰って来てくださるお父さんは、少なくなってしまうのは当然かなと思うのです。

ただ、どれだけお父さんが、当事者意識を持っているか、ということは大事で、決して「手伝う」という位置付けではなく、二人が、お父さんお母さんそれぞれが主役なんだ、という意識で当たってもらえると、その気持ちの持ち方だけでも、いろんな、結果としての現象がぐっと変わってくるのではないかと思います。

一番大変な時期を、夫婦二人で乗り越える、乗り越えた、というその実感は、きっと後々まで心に刻まれて、強い絆を生むと思うのです。

そうやって積極的にかかわっていただけると、「30年後の夫婦円満」というのが実現できて、子育てを終えた後の、その後の長い夫婦の生活を、より楽しく過ごしていけるのではないか、と思います。ましてや、その後に孫まで迎えられれば、再び今度はおじいちゃんとして、昔取った杵柄を振るえる機会がやってくるわけです。

あとは、お父さんも育児に参加する、というのは、ありとあらゆる生き物の中でもほぼほぼ人間だけ。

皇帝ペンギンなど、例外的にお父さんが大変な役目を背負ったりする育児もありますけど、野生の動物の世界はお母さんだけが育児に関わることが多いと思うのです。

そういう視点に立って見ると、育児に関わることができるというのは、人間のお父さんだけに許された特権なので、せっかくならその権利を行使していただきたいな、と思うのです。赤ちゃんの時期って、当事者、つまり親の側にとっては永遠とも思える時間ですが、実は長い人生の中では本当にほんの一時期なので、そこは、その短い時間を大切にして「我こそは関わらん」という気持ちでお父さんにも臨んでいただきたいと思います。

とっても大事な時間を、お母さんだけに独り占めさせる、なんていう残念なことはせずに、是非とも「俺にもよこせ」という感覚で、携わっていただけたらな、と思います。

私は40代で遅い結婚をして、出産をしました。40代になるまで、あくまで出産とか育児、なんていうのは他人ごとで、私には関係のない世界と、ずっと思っていました。しかし、胎内記憶教育講座の受講中に、出産や育児っていうのは「幸せになることなんだよ」と教わりました。この学びをより多くの人に伝えたくて、講座を行っています。→続きを読む