離乳食がいらない理由

食事

お母さんさえ、元気があって、体力と気力とが続けば、赤ちゃんがもういらない、って言うまで授乳は続けていいと思います。それだけで大丈夫だと思います。

少し世代が上の方ですと、一年も経つとお母さんのおっぱいは栄養がなくなる、という事をおっしゃる方が比較的多いのですが、どうもそれは俗説のようです。

現実に一年を過ぎて授乳していても、授乳すればものすごく疲れますし、なかなか太れないと思います。それぐらいの栄養を与えていると思うので、多少の減少はあるかもしれませんが、決して一年で栄養がなくなるとは言えないと思います。

むしろ、離乳食を推奨される半年や7、8ヶ月の辺りって、まだまだお母さんは大変で、手間をかけた料理をするほど体力は十分でないと思うのです。

そうじゃない元気なお母さんも、もちろんいらっしゃいますが、少なくとも、毎日台所に立って離乳食を準備することはとっても大変で、そこまでの手間をお母さんが負担する必要はないんじゃないかなあ、という気がしています。

それこそ赤ちゃんとの話し合いが必要で、赤ちゃんの様子を見て、おっぱいを嫌がって、何か別のものを欲しがるとか、自分で這って行って、食べ物を取り上げて口に入れるとか、そんな事が出てくれば、徐々に何かやって行ってもいいかなと思います。

赤ちゃんのためだけに何か別の料理をする、という、そういう手間は極力避けた方がお母さんの身のためでもあると思うので、個人的には、あまり離乳食、離乳食と頑張るのは止めていました。

あくまで自然に任せるのがいいと思います。 ただし小児科の先生ですとか、医療関係の方は、離乳食を始めてますか?って、すごく強く聞かれたりするので、その対処の仕方は心得ておいた方がいいと思います。

私は40代で遅い結婚をして、出産をしました。40代になるまで、あくまで出産とか育児、なんていうのは他人ごとで、私には関係のない世界と、ずっと思っていました。しかし、胎内記憶教育講座の受講中に、出産や育児っていうのは「幸せになることなんだよ」と教わりました。この学びをより多くの人に伝えたくて、講座を行っています。→続きを読む