まずは、当然ですがお腹の大きい所を直接締め付けないことですね。
着物を着る上であまりその部分をぎゅうぎゅう締めることはありませんが、自分で具合を見ながら気を付ける、ということがまずあります。
それから下着を、ぜひ湯文字という腰巻にして、体を少しずつ整えていくといいうことやっていただけたらなぁと思います。
素材はもちろん、絹を身に纏っていただきたいです。着物はもちろん、長襦袢、下着にいたるまで是非。ご自身の体も、お腹の赤ちゃんも喜ぶと思います。
湯文字???絹がそこまで?という方は、中谷比佐子先生の「きもの解体新書」(春陽堂書店)をお手に取ってみてください。読後、なんだか着物に手を通してみたくなってしまう楽しい一冊です。
https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000725/
出産から育児に向けての長い時間というのは、自分の体を見つめ直していく時間でもあって、女性にとっては特に大切な時間です。 妊娠という機会をきっかけにして、自分の体と真剣に向き合うということをやっていただけるといいなと思います。