赤ちゃんが、自分で自分の体重を支える、そういう体を作ってあげる、と言うのが、まさに体幹を鍛える、ということだと思います。
そのためには、抱っこしている時間、起き上がっている時間は、できるだけ横抱きよりも縦抱きをしてあげるのがいいのかな、と思います。
あと、お外に出たりするような時も、ベビーカーよりは、抱っこだったり、おんぶだったりする方が、よりその効果が高いのではないかと思います。
抱っこ、おんぶについても、道具の選び方一つ、そして選んだ道具の使い方ひとつで、作られていく赤ちゃんの体は変わってくるので、その点においては慎重にやっていただきたいな、と思います。
私自身そうでしたが、核家族化が進んだ今の時代、赤ちゃんの抱っこの仕方は、誰からも教わらないまま「いざ本番!」です。
助産師さんが、こんな風にということは教えてくださいますけれども、赤ちゃんの体をどういう風に成長させるか、というところに視点を置いた、抱っこの指導法、なんていうのは、なかなかないと思うのです。
そのこともあって、私も抱っこってどんな風にするのかということを勉強しました。
やはり、大人の側が正しく抱っこの仕方を教わる、ということも大事なことではないかと思います。
講座では、赤ちゃんの体を作っていくための抱っこの方法、というのもお伝えしたいと思います。 一度学べば、日々の生活の中で、少しずつ少しずつ赤ちゃんの体を作っていくことができます。一生モノの財産なので、一人でも多くの方に習得していただきたいな、と思います。