池川先生は、出産スタイルとして一番良いのは、実は自宅でお母さんと一緒に、もちろんお父さんも居ていただいてよいのですが、家庭の中で産むこと、と提唱してらっしゃいます。
その次は助産院がいいのかな、と。
その次にようやく個人院が出てきます。先生のところも個人院でしたが、ご自身が作って来られた環境はお勧め順位の三番目だったのです。
そして4番目に大病院、だそうです。
私も自宅出産に多少憧れたので、池川先生にも相談しました。ただ、自宅出産は大変なのです。体力もかなり必要で。
ちょっと考えてみた方がいいんじゃない、いろんな人に相談してごらん、と言われて、助産院を選択しようとしました。
すると、助産院は通常36歳ぐらいの初産まで、せいぜい頑張っても38歳くらいまでで、それ以上の年齢になると初産は受けていただけないのです。
そこで結局は自宅出産を断念し、池川先生のお世話になりました。
先生の本を読んだりしますと、赤ちゃん同士がスケジュール調整するんだよ、なんて話がありますが、きっと本当だと思います。
池川先生の所は結構自宅から遠くて、今思えば少々無謀だったかな、と思うのです。
朝、もうこれは、という状態になったので、主人の車で駆けつけました。
着いた途端、主人が「渋滞してた割には早く着いた」と言っていたのですが、どうやらその渋滞の調整というのを、子供がやってたみたいなのです。
それが一番印象の強かった出来事かな、と思います。対話師のお仕事をなさっている方がいらっしゃることも、その体験で知りました。